セッケイデザイン担当のsasaです。

美容室向きの物件選びをする際には
物件に備わっている、または使用出来る、電気・ガス・排水などの有無や
容量などはやはり最も気になるところですね。

これらいわゆる ”ライフライン” については少し詳しい美容師さんなら
物件を選ぶ際に不動産屋に、まず先に確認される事と思います。


実は・・・・・
それ以外にも大事なポイントがあったりします。
見落としがちな  「 意外な盲点 」  があるのです。


それは 「 看 板 」 です。


物件を初見した際に、普通は何となく漠然としたものでも
サロンオーナーとしては 「こんな店頭イメージにしたいな・・・・」
といった空想がよぎるはずです。



例えば、このような物件があるとします。
CIMG0420


そして例えば、こんなな感じで外壁に板を使って雰囲気作りたい・・・・
P9079552


(※説明のため当社お客様の実際の画像を使用。江戸川区KUKUIさん)



とそんな時。

看板を付けさせてくれない物件なんか、よもや存在するはずはない・・・・
店舗として貸す以上、そんなのありえない・・・・
と普通多くの方が思いますよね。
ここでタカをくくってはいけないのです。


「ちなみに看板って付けても大丈夫ですよね?」

「ビス(ネジ)とか多少打っても大丈夫ですよね?」


というように
看板やサロンファサードを演出できる余地が有るのか無いのか、
念のため最低限の確認を事前にしましょう。



場所も良いし、物件取得費、家賃、設備関係も問題なし。
さてここに決めよう、と物件契約。

          ↓

そしていざ内装屋と、店頭の外壁面などに看板や装飾を施し
こんな雰囲気のサロン外観にしたいと打合せ。
          
          ↓

イメージパースや合成イメージを作り
念の為、不動産屋ルートで建物の大家さんに使用許可の確認を取ってもらう・・・・・



すると先方からこんな回答が・・・・・


「外壁にネジ1本足りとも打ってもらっては困る」 


と、その時になって判明などどいう事が・・・・



特に、サロン外観に ”力” を入れたいと思っていた方にとっては
問題発生です。

「予算を掛けてでもやりたかった部分なのに、大家さんの意向でできない」
などといった事が有り得るのです。


店舗物件として最悪なケース、
”外壁にネジが1本も打てない” 物件は少なからずあります。



看板はパネルや文字でしたら接着工法で付けられたとしても、
スポット照明などは外壁にしっかりとビス(ネジ)で固定しなければならず、
最悪、外部照明が一切設置できないといったケースも有り得ます。

ご注意ください。


by sasa
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
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